2008年12月24日
102:地方の医療問題
「天漢日乗」さんをメモ。
地方の医師不足はかなり深刻らしい。もっとも、都市部だからといって安心は出来ない。救急患者を受け入れてくれる病院が少なくなっているからだ。
原因には政治レベルでの対策不足もあるが、一番の原因は「悪」をたたくことに熱中している新聞屋の暗躍にある。彼らが間接的に殺人を犯しているといっても言い過ぎではないだろう。
たぶん、現時点で日本国内で一番憎まれているのは政治家ではない。もちろんサヨクが考えているような皇室でもない。無闇に一般人を煽動して何の責任をとろうともしないマスコミ業界だ。彼らは憎まれていることを自覚するべきではないだろうか?
2008年04月15日
95:中国人との関わり方
「悪徳不動産屋の独り言」で面白い記事を見つけたのでメモ。
近頃、あまり見かけなくなった率直な意見に同感。安心して取り引きできる相手を見極めるのは、商売をする者として当然の判断なのだが、最近はここで「中国人差別だ!」と騒ぐ人権イデオロギーの輩が居るから面倒だ。
世の中には「理論」と「実際」というものがあって、理論から抜け落ちている現実の状況に直面することがよくある。
そこを見ようとせず「理論」ばかりを押し付けて解決しようというのは、現場に居る人間を過度に苦しめるだけだ。
「実際」を忘れた「理論」をごり押ししても、支持を失い競争に敗れることは歴史が証明している。
「人権擁護法案」が成立するとしたら、現実の状況に接する謙虚さを失った人々が法律を盾に「権利」をごり押しする社会になるのでは、と危惧している。
2006年11月03日
2006年10月22日
メモ79「マスコミ報道にある負の連鎖」
Scott's scribbleさんのところで医療事故に関する記事を拝見したのでメモ。
「新小児科医のつぶやき」と「元検弁護士のつぶやき」は必見。
そろそろ、安易な過熱報道と糾弾行為が何も生み出さない事に私たちは気づくべきだ。義憤・公憤・私憤といった憤りの感情は「正当性」の得られる快楽を生み出してくれる。そして、しばしば問題の解決よりも何かを破壊する快楽の方が目的化してしまう。
しょせん、人間は気持ちいい事をしたがる本性があり、誰かから気持ちいいことをして貰えれば喜ぶという単純な生き物に過ぎないのだ。
読者は義憤を感じられる「素材」を求めていて、新聞業界は要求に応じた「エサ」を投げ与えるという共生関係はいま現在も順調に機能している。この状況では、個人が新聞業界に何か反論したとしても「私たちは欲しいモノを提供しているだけ」と悪意もなく受け流されるだけだろう。
なぜなら、彼らにとって記事にしたあとの対象がどうなろうと一切関係が無い。諸問題は現場が何とかするべき事であり、記事による社会的影響などはどうでもいいと思っているからだ。
つまり、彼らに場当たり的に読者たちを扇動する意志はあっても、諸問題を解決するための一勢力として関わる気が無い。また、記事を鵜呑みにした人達が何らかの損害を被っても、彼らは何か補償してくれるわけでもない。
その程度の存在に過ぎないのだとを再認識すべきじゃないだろうか。
叩くだけで満足して何もしない連中より、現場で苦闘し続けている人達に対してもっと目を向けていかないと、負の感情を煽る彼らに社会そのものが破壊されてしまうかもしれない。
「新小児科医のつぶやき」と「元検弁護士のつぶやき」は必見。
そろそろ、安易な過熱報道と糾弾行為が何も生み出さない事に私たちは気づくべきだ。義憤・公憤・私憤といった憤りの感情は「正当性」の得られる快楽を生み出してくれる。そして、しばしば問題の解決よりも何かを破壊する快楽の方が目的化してしまう。
しょせん、人間は気持ちいい事をしたがる本性があり、誰かから気持ちいいことをして貰えれば喜ぶという単純な生き物に過ぎないのだ。
読者は義憤を感じられる「素材」を求めていて、新聞業界は要求に応じた「エサ」を投げ与えるという共生関係はいま現在も順調に機能している。この状況では、個人が新聞業界に何か反論したとしても「私たちは欲しいモノを提供しているだけ」と悪意もなく受け流されるだけだろう。
なぜなら、彼らにとって記事にしたあとの対象がどうなろうと一切関係が無い。諸問題は現場が何とかするべき事であり、記事による社会的影響などはどうでもいいと思っているからだ。
つまり、彼らに場当たり的に読者たちを扇動する意志はあっても、諸問題を解決するための一勢力として関わる気が無い。また、記事を鵜呑みにした人達が何らかの損害を被っても、彼らは何か補償してくれるわけでもない。
その程度の存在に過ぎないのだとを再認識すべきじゃないだろうか。
叩くだけで満足して何もしない連中より、現場で苦闘し続けている人達に対してもっと目を向けていかないと、負の感情を煽る彼らに社会そのものが破壊されてしまうかもしれない。