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noraneko

2006年06月30日

メモ65「パロディと政治性の問題について」

ADON-K@戯れ言さんのところで行われている議論に首を突っ込んでいる。
それについての雑感。
■ 議論の流れについて

 時間のある人は、よかったら上記記事のコメント欄を読んでみてほしい。コメント数は長いものの、似たような内容の繰り返しなのでそれほど面倒ではないはずだ。
 議論になっている主題は「この記事は著作権を侵害している盗作である」という訴えと「南京事件の定義と真偽について」となっている。

 前者についてはあまり深刻な問題でもない。現在の二次創作やパロディという題材がどのように扱われているか知っている人間なら、心配するようなことは何も無いと解っているからだ。
 今回のようなケースをもう少し厳密に判定するならば、完全にアイコンを自作している場合は全く問題なし。元の素材があって加工している場合でも、それを商利用していなければ大丈夫。また、同人誌などの場合でも表紙にそのまま使うようなケースでなければ問題なし(同人誌によっては、対談集に類似のアイコンを使っている場合があるが著作権側が問題としたケースは皆無)。

 つまり、基本的には著作権側と二次創作をする側との間には一定の信頼関係がある。
 著作権側はファンとしての活動として認めてくれている。それとは逆に、作品のイメージが著しく損なわれるようなケース(ポケモンのやおい同人誌を任天堂が訴えた事件など)のように、「これ以上は認められない」という一罰百戒の意味をこめられた行為は、ファンの側も反論することなく受け入れている。
 法律的には「グレーゾーン」という事になってはいるが、作品を愛する者達の「共同体」が築き上げてきた「慣習」は現在も続いているのだ。それを無視する事は誰であろうとも簡単にはできない。

 だから、この議論については既に決着がついている。
 何人かの説明が為された後の現状では「納得したくない」という一部の人間が、まとまらない気持ちを綴っているに過ぎない。
 もしも、他人からの説明で納得がいかない場合は、同人に詳しい友人や出版社、あるいは漫画家などにメールなどで質問してみるといいだろう。
 他人から与えられた「情報」に納得できない時は、自分で「知識」を獲得すればいいのだから。

■ 議論の妥当性について

 そして、もう一つの題材が「南京」となる。これには多少なりとも議論に関わった身ではあるものの、あまり書く必要は無かったかもしれないと反省している。
 元々の記事は二次創作のパロディなのだから、作品としての評価や政治ネタに使うことについての妥当性に話を絞るべきだった。

 たとえば……、

「僕はハルヒという作品が大好きです。このネタもとても面白かったです。ですが、政治色を帯びた話題をさせたりすると、作品を知らない人に右翼的なイメージを持たせたりしてマイナスになるのではないでしょうか。
 なにか勘違いした人達が、ハルヒの作者さんを攻撃したりすると困るので、こういう作品作りはいかがなものかと思います」

 ……というような批判ならどうだろうか。あちらのコメント欄で書いた内容をさらに柔らかくしてみたが、これなら反発も少ないだろうし記事の話題からも外れてはいない。
 どうしても「南京」に話を絞りたい場合は、こんな書き方もある。

「二次創作そのものは構わないと思います。しかし『南京大虐殺』は絶対にあったと私は信じているのです。面白いのは確かですが、これでは『否定派』が自説を普及させるために元作品を利用している事にはならないでしょうか?
 私は笠原十九司教授の『南京事件』をベースに信じています。作品としての妥当性とブログ主さんが南京問題についてどうお考えか教えていただけると幸いです」

 これだと「南京」に比重があるものの、作品論の話と両立している。
 いずれにしても、自分が何を信じているかという「ポジション」の説明は不可欠だし、議論を求める相手に何を望んでいるのかを、具体的に絞り込まなくてはならない。

 僕は「南京」の話題に限らず、こうした条件を満たしていない内容にあえて返事を書く必要はないと考えている。なぜなら、そういう文章を書く人間というのは自分が相手に何を伝えたいのかまとまっていないか、ちゃんと意見交換しようという気が無いからだ。
 そこを割り切ったうえで、あえてフリートークを楽しむのなら話は別だが、身のある会話を望む人間がわざわざする必要などはない。

■「青狐グループ」という人達について

 僕が彼らを「青狐グループ」と呼ぶのは、彼らがほぼ固定メンバーとして「南京」の話題を語るブログに現れているからだ(何名かは大学の同級生らしい)。青狐さんのブログには、そうした訪問記録がたくさん残されている。一般人のブログに押しかけてしまったことで、アクセス禁止処置を受けたケースも過去にあった。
 今回のケースも「著作権」「南京」という話題が散漫と繰り返されるだけで、過去によく見たパターンにはまっているのを感じた。
 そこで「青狐さんを含めた肯定派の方々は、虐殺をあると信じるならどんな学説を信じているかを、今月中か今週いっぱいまでに回答してもらいたい」と試しに問いかける事にした。

 しかし、今までのところ「自分は笠原教授の説をベースにしています」というような回答は一つも無いようだ(そんな問いかけは無意味だ、というトラックバック記事ならあるようだが)。もし見落としているのなら、教えていただけると助かります。

 この件に関しては孤高さんの指摘が正しいのかもしれない。
 これを普通に読んでしまうと「自分は誰かを否定する立場であって否定される側ではない」という、ひどく自分本位な考え方に見えてしまう。だから、そこからもう少し考えを進めてみることにする。
 たとえば……、

「我々の持論は絶対的に正しいものである(はずだ)。つまり『否定派』は間違った意見なのである。そうである以上、詳しく持論を説明する必要など無い。
 なぜなら、我々の持論は最初から勝っているからだ。だから、我々が語った瞬間に『否定派』は敗北している(はず)なのだ」

 ……こんな感じかな(実際にそんな主旨のコメントを書いた人も居たようだが)。
 これならきちんと回答する必要など無い、と自己正当化も出来るのかもしれない。
 自分はそういう論法を使いたくはないですけれどね。

 とりあえず、それが客観的に正しいと認められるかは説明次第のはずだが、主観=客観という形でその過程がすっ飛ばされている。以前に巡回していた元左翼と名乗る方のブログでは、こうした考え方を「仮想論理」と呼んでいた。
 いわゆるサヨク方面の方は、そんな理論武装をしているケースが多いようだ。
 そして、それを相手が共有しているという前提で話を進めるので、非常に話がこじれやすい。

 ともあれ、青狐さんは自分から始めた議論を途中で放棄してしまうらしい。

>野良猫さんが横レスしたから、私は今日で引き上げます(笑)。
>Posted by 青狐 at 2006年05月31日 00:00

>というわけで、野良猫さんが再登場したので、ここに投稿するのはこれが最後になる
>と思います
>Posted by 青狐 at 2006年06月29日 03:49

 ……少なくとも二回は「宣言」をしているみたいですね。他のところでも放置しているようですし、まずはそれぞれの場所で決着をつけてほしいものです。
 出来れば「南京」に関するデータベースを整える方を優先させて、本題とは異なる場所で強引に南京論議を求めるのは止めていただきたいと願います。

■ その他

 Apemanさんがメモ64のコメント欄に何か書かれているようですが、今回の件とは直接関係ないようなので次回以降にまわします。また、その際は文章が非常に読みにくいために一度こちらで「翻訳」したものを記事にして「こういう意図でいいのか?」と確認する予定です(誤読や定義のズレを防止するため)。

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この記事へのコメント
>今回の件とは直接関係ないようなので次回以降にまわします。

いや、直接関係することですよ。7月3日が期限であることを再確認しておきます。
Posted by ゲスト at 2006年06月30日 12:14
 これはメモ64と65のコメント欄に関するレスです。

>いや、直接関係することですよ。

 いいえ、直接は関係ない話題です。なぜなら、あちらのコメント欄で議論されているのは「著作権」と「南京」であって、「百人斬り問題」ではないからです。ですから、Apemanさんがあちらで書いた内容に誰も返答しなかった訳ですね。
 また、質問内容と送ってきたトラックバック先にも問題があります。メモ64に書かれた内容では、こちらに何を望んでいるのかが解りません。そもそも、該当記事は「南京」や「百人斬り」について触れているものでもないのです。

 肝心なのは、まず該当する話題のコメント欄に書きこむこと。そして、関連する話題の記事に対して、自分が何を訴えたいのかを述べる記事をトラックバックするべきでした。このあたりはきちんとしていただきたいところです。

 ここはいわゆる「戦争責任」の専門サイトではありませんから、そういう事をされては困るのです。この点において迷惑をかけているという事を忘れないでください。前にも述べたことですが、違う意見の持ち主になら礼儀を欠いて良いという訳ではありません。
 もう少し細かく指摘させていただくなら、せめて具体的な見解と要求を文中に書いてください。
 たとえば「百人斬りの真偽に関して新しい話題を発見しました。わたしは据えもの斬り説を信じていますから、この主張には強い信憑性を抱いています。そちらはどうお考えでしょうか?」くらいは説明してください。文章のやりとりでは必要な気配りです。

 このあたりは「議論」をする前の一般的なお話です。よろしくお願いします。
Posted by 野良猫 at 2006年06月30日 15:08
う〜ん、もうちょっと真面目にやっていただきたいですね。

> これはメモ64と65のコメント欄に関するレスです。

その「メモ64」に私がトラックバックをお送りしたエントリに、ちゃんと

>ふふっ。えらい勢いですなぁ。じゃあこちらからも質問をば。「南京事件マボロシ説」の破綻を主張するのに、なぜ藤原彰、笠原十九司、秦郁彦…らのうち誰か一人の主張にコミットしなければならないのか、きっちり説明してください。もしこれに答えられないのなら、全面敗北宣言をしたものと解釈する。

と書いておいたではないですか。なにが

> もう少し細かく指摘させていただくなら、せめて具体的な見解と要求を文中に書いてください。

ですか。他人の頭の蠅を追う前に、まずはご自分にたかっている蠅を追ってはいかがですか。
Posted by ゲスト at 2006年06月30日 22:01
>う〜ん、もうちょっと真面目にやっていただきたいですね。
>その「メモ64」に私がトラックバックをお送りしたエントリに、ちゃんと
>と書いておいたではないですか。なにが
>ですか。他人の頭の蠅を追う前に、まずはご自分にたかっている蠅を追っては
>いかがですか。

 それでは、この文章を「翻訳」してみることにしましょう。

「あなたの対応は不真面目だ。もっと真面目にやっていただきたい。
 私はメモ64にトラックバックを送った際に、ちゃんとadon-kさんの該当URLを示したうえで、ちゃんとあなたに関する記事を書いているから問題ないはずだ。
 私はちゃんと具体的に書いている。だから、他人にそういう要求をする前にあなたがそう努力するべきである」

 ……こういう訳し方でよろしいでしょうか? 別解釈があるのならその旨を別途コメントしてください。

 その上でもう一度説明させていただきます。
「メモ64」は「無防備マン」や「政治ネタの4コマ」について書いている記事であって、「南京」や「百人斬り」については触れていません。ですから、記事に関係ないコメントやトラックバックを送られては困るという事です。
 どうしても書きたいという場合にしても、せめて関連ジャンルの記事に書くべきところで、今回のやり方はマナー違反にあたります。

 そこがご理解いただけないなら、何度でも説明させていただきます。
Posted by 野良猫 at 2006年07月01日 00:36
>……こういう訳し方でよろしいでしょうか?

いえ、

>「南京事件マボロシ説」の破綻を主張するのに、なぜ藤原彰、笠原十九司、秦郁彦…らのうち誰か一人の主張にコミットしなければならないのか、きっちり説明してください。もしこれに答えられないのなら、全面敗北宣言をしたものと解釈する。

のところを無視されたんでは困りますね。

>ですから、記事に関係ないコメントやトラックバックを送られては困るという事です。

なるほど、野良猫さんはマナーにうるさい方で、それゆえ回答を拒否する、ということですかね? かつてインテリジェント・デザイン説批判のエントリへのコメントで

> たとえば「反日日本人の正体(井沢元彦)」にも載っています。必要ならば、取り寄せて確認してみてください。似たような話題ですと、本多勝一が「南京への道」などの著書で、文化大革命を賞賛していた部分を重版の際に削除していたとか、「百人斬り報道」の誤りは認めないものの「週刊金曜日」の編集後記で「レイプ・オブ・ナンキン」の内容を批判していたというのもあります。

といったまるで関係のない話題を出した方のおっしゃることとも思えませんが。それに、

>メモ64に書かれた内容では、こちらに何を望んでいるのかが解りません。そもそも、該当記事は「南京」や「百人斬り」について触れているものでもないのです。

「わからない」理由にはなりませんね。
Posted by ゲスト at 2006年07月01日 11:47
>いえ、
>のところを無視されたんでは困りますね。

 今の主題は「南京」に関して答えることではありませんから、省かせていただきました。それ以外の文章に関して「誤訳」があるとお考えでしたらコメントをどうぞ。無い場合は認められたものと判断します。
 それでは以下の文章を「翻訳」させていただきます。

>なるほど、野良猫さんはマナーにうるさい方で、それゆえ回答を拒否する、という
>ことですかね? かつてインテリジェント・デザイン説批判のエントリへのコメント
>で(省略)といったまるで関係のない話題を出した方のおっしゃることとも思えません
>が。それに、(省略)「わからない」理由にはなりませんね。

「そちらのおっしゃりたい事はよく解りました。野良猫さんはマナーにうるさい方のようですね。だからそれを理由に回答を拒否するということでしょうか?
 かつてインテリジェント・デザイン説批判のエントリーへのコメントで、まるで関係のない話題を出した方のおっしゃる事とも思えません。メモ64のコメント欄に書かれた内容とトラックバック記事は、とても解りやすい内容のはずです。
『わからない』というはずはないものと思います」

 ……この「翻訳」で合っているでしょうか? 違うという箇所があれば別途コメントをどうぞ。

 元の記事を読んでもらえば解るように、Apemanさんへの回答は次回以降と説明されています。回答を拒否するのか、と問われるのはきちんと文章を読んでいないものと判断します。
 次回以降とした理由に関しても、そちらの文章が解りにくいために「翻訳」が必要だからと同様に説明済みです。書いた人間にとっては自明の理であっても、読む側にとってもそうだとは限りません。ここまではご理解いただけたでしょうか?

 もう少し厳密に区別するならば、メモ64のコメント欄に書かれたものは説明不足。そちらがトラックバックを送ってきた記事は解読に時間がかかるという事。そもそも、後者に関してはADON-Kさんのコメント欄に書き込むべき内容と判断します。
 または、僕個人に対してだけ感想を求めたいのであれば、論争中のコメント欄にその旨を書いて自分の所に記事を書くという方法もありました(必ず返事がつくかは保証の限りではありませんが)。

 そうした手順を無視して、関係ない記事にコメントやトラックバックを送ってくるのが「マナー違反」だというのも前述の通りです。
 もしかして──、

「自分が行ったマナー違反など些細なものに過ぎない。そんな事はどうでもいいから、野良猫は自分の要求に応じてくれるべきだ。そうでなければならない」

 ──というようにお考えなのでしょうか。それはさすがに自分勝手すぎるような気もしますから、そんな事はないと思うのですがいかがでしょうか。違うのであれば別途コメントをお願いします。

 さて、Apemanさんとのやりとりに「翻訳」が必要だという理由がそろそろご理解いただけたでしょうか。こんな入り口のやりとりで意思の疎通が上手くいかないのに、きちんとした議論が出来るとお考えなのでしょうか。
 また、スムーズに進まない理由が野良猫の側にのみあるとお考えでしょうか。そのあたりを考えていただきたいと願います。
Posted by 野良猫 at 2006年07月01日 14:26
>……この「翻訳」で合っているでしょうか?

前回の「翻訳」についても同様なのですが、そもそも私のボキャブラリーでは「翻訳」とは異なる言語間で行なわれるプロセスを意味するのですが、野良猫さんは何語を母語としておられるのでしょうか?

> 元の記事を読んでもらえば解るように、Apemanさんへの回答は次回以降と説明されています。回答を拒否するのか、と問われるのはきちんと文章を読んでいないものと判断します。

期限が迫っているということをリマインドするのが目的だったんですけどね。

>さて、Apemanさんとのやりとりに「翻訳」が必要だという理由がそろそろご理解いただけたでしょうか。

つまり野良猫さんは日本語のネイティヴ・スピーカーではないということですね。
Posted by ゲスト at 2006年07月02日 18:45
「回答その3」でも触れたように、ここまでで「誤訳」があればコメントをお願いします。次回以降のレスでそうした指摘がない場合は、問題ないものと判断させていただきます。

>前回の「翻訳」についても同様なのですが、そもそも私のボキャブラリーでは「翻訳」
>とは異なる言語間で行なわれるプロセスを意味するのですが、野良猫さんは何語を
>母語としておられるのでしょうか?
>期限が迫っているということをリマインドするのが目的だったんですけどね。
>つまり野良猫さんは日本語のネイティヴ・スピーカーではないということですね。

 それでは上の文章を「翻訳」させていただきますが「リマインド」という単語の意味が
解らないのでこれで合っているかご確認をお願いします。

「前回もあなたは『翻訳』と称してわたしの文章を書き直しました。しかし、私の語彙では『翻訳』とは違う言語の間で行われる行為のはずです。それでは、野良猫さんは何を母国語としておられるのでしょうか?
(わたしがコメント欄に書いたりトラックバックを打った行為は)わたしが期限つきでの回答を要求した行為に関して、そちらに改めて気づいていただきたかったためです。その行為は正当性があり、わたしの文章は極めて分かり易く書かれている以上全く問題などはありません。
 つまり、野良猫さんは日本語を母国語としていない人間なのではないでしょうか」

 こんな感じでよろしいでしょうか?
 こちらが「翻訳」をしているのは、何度も説明しているように誤読や定義のズレを防止するためです。念の為に付け加えておくと、これは思想上の違いからの嫌がらせなどでもありません。Apemanさんの文章は時折主語が省略されていたり、何を指しているのか意味が解らないケースが多いための処置です。
 さて、わかりにくい文章を書く側と誤読する側。どちらに非があるかはコメントしかねますが、意志の疎通が上手くいかないのが残念な事には違いないでしょうね。

 次に「メモ64」のコメント欄に書かれた内容について。
 これも期限つきの回答を要求するのならば、最初にコメント欄へ書いた時点でその旨を書き加えておくべきだったでしょう。後から「締め切り」を付け加えるというのはいかにも不自然です。
 これでは、僕が「青狐グループ」の方々にadon-kさんのところで要求した質問への「意趣返し」のようにも見えてしまいますね。そもそも、その質問文が説明不足だというのも前述の通りです。

 また、不必要な皮肉はその人も含めた、関っている人達へのイメージも低下させてしまいます。もう少しその辺りを考えていただきたいところです。

 そうした点がご理解いただけないようなら、こちらも手間をかける甲斐がないというものです。ですから、そちらからのレス内容次第で話を打ち切らせていただきます。
 ご了承ください。
Posted by 野良猫 at 2006年07月03日 00:26
期限が過ぎてしまいましたね。
まあ野良猫さんが「特定の歴史家の説にコミットしなければ南京事件否定論に反論できない」とする理由を説明おできになるのであれば、それはそれで有意義なことだと思いますから、その気がおありならどうぞ。

> また、不必要な皮肉はその人も含めた、関っている人達へのイメージも低下させてしまいます。もう少しその辺りを考えていただきたいところです。


相変わらずの自爆芸、お見事ですね。
Posted by ゲスト at 2006年07月04日 08:26
 今までの時点で「誤訳」に関する指摘はないようですので、問題はなかったものと判断させていただきます。
 さて、それでは以下の文章を「翻訳」させていただきます──、

>期限が過ぎてしまいましたね。
>まあ野良猫さんが「特定の歴史家の説にコミットしなければ南京事件否定論に反論できない」
>とする理由を説明おできになるのであれば、それはそれで有意義なことだと思いますから、
>その気がおありならどうぞ。
>相変わらずの自爆芸、お見事ですね。

「わたしが要求した期限を過ぎてしまいましたね。説明不足なテキストと後付けした形での期限要求という不手際はありましたが、わたしの要求を最優先でかなえてほしかったと思います。
 野良猫さんは『特定の歴史家の説を信じているかを説明しない限り、南京事件否定論には反論できない』と語っておいでのようですね。その理由を説明できるのでしたら、それはとても有意義なことだと思います。
 私の要求した質問とこれの二点を説明する気があるのでしたら、どうかよろしくお願いします。

 あなたは不必要な皮肉はするな、とおっしゃいますが、あなたの行為そのものが『不必要な皮肉』ではないでしょうか。これは自爆芸と言ってよいと思います。お見事ですね」

 ──この「翻訳」で合っているでしょうか? 間違っている箇所があれば別途コメントをどうぞ。
 これが必要だという理由は前にも説明したとおりです。「その気」と「自爆芸」という言葉が何を指しているのか、解読にはそれなりの手間がかけられています。ご自分では解りやすく書けているとお考えなのか、わざと曖昧な形で書いているのかこちら側からは判断しようがありません。
 しかし、今後も文体が全く改まらないようでしたら、それは意思の疎通を望む意志が欠けているとみなされても仕方がないでしょう。

 他の箇所も前に説明したことばかりです。自らの不手際を棚にあげておいて、自分の要求に他人が合わせるべきというのは礼儀に外れた行為ですね。また、あなたもADON-Kさんのコメント欄に書いていた「肯定派」である以上、まずはこちら側の質問に応じるべきではなかったのでしょうか。
 物事は順番に進めていくべきであり、自分の要求ばかりを訴えていてはいけません。

 指摘させていただくなら「肯定派は反論できない」とは述べていません。議論を望むならば、必要な条件を満たすべきと書いているのです。
 なぜなら、議論とは互いに「ポジション」を語り合ったうえで、大雑把な定義のすり合わせから細部へと進んでいくものです。それを語ろうとしないのなら「私は指摘をするだけの立場でいたい。否定されたくない」という保身か、元記事でも述べたように「私は正しいはずだから説明は不要」という「仮想論理」をまとっている事になります。
 こういう姿勢が公平と言えるものかは、日常生活に当てはめれば自然とわかるはずですね。

 過去の経緯や今回の流れを見る限り、Apemanさんは違う意見を持つ人間との意志の疎通が非常に不得意なようです。あるいは、他人の都合や質問などはどうでもいいから自分の欲求だけは通すべき、という「わがまま」な方のように見えています。
 そうでなければ、こちらの書いたものをちゃんとちゃんと読まずに書いている「B型人間」というところでしょうか(苦笑)。世界はわたしのためにある、かな(^_^;)。

 こちらからは以上です。これ以上続けてもあまり実になる話にはならないと思います。
Posted by 野良猫 at 2006年07月04日 21:30
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