2006年04月28日
メモ62「チャンネル北国tvの対処について」
今更ながら「反米嫌日戦線」がチャンネル北国tvから退去させられた件について。
■ 退去の件について ■
この件を僕が知ったのは、ほんの数日前のことになります。どうやら移転したらしい、という程度は何かで読んでいたんですが、たまたま「市川電蔵事務所」さんの記事を読まなかったら、知らずじまいだったかもしれない。
どんな経緯で退去させられたのかについては、ブログの主だった「死ぬのは」さんが説明記事を書いている。
そこで記事を拝見させていただいたものの、特に共感した内容はなし。運営側としても、著名人のブログに対してまで、かつて僕のところで行っていたようなやりとりをされてはたまったものではないでしょう(初期のログにも似たようなやりとりが残っています)。退去の処置は当然のことであって何の問題もなかったと考えます。
これはそんなに難しい問題ではない。
「自由」とは、誰もが与えられた権利である。しかし、それは無制限に行使していいものではなく、他者のそれを阻害しない範囲という前提がある。
ネット上も日常生活の延長線上にある。他人と無用な衝突が生じないようにする緩衝材としての「作法」を守らず、自らの権利のみを主張し続けていけば、やがて所属する共同体から排除されてもやむを得ない。
つまり、個人の思想うんぬん以前の問題ということです。ですから「死ぬのは」さんに同情的な記事が書かれているのは、ちょっと意外だったかもしれない。思想的に近い人ほど寄り添う傾向なんだろうか……?
まあ、こういうのは昔から珍しい話ではないので、特に感慨らしきものはありません。
■ その他 ■
たぶん、話題になっている時期に知っていたとしても、特別に何かコメントはしなかったと思う。こういうのは草の根時代から見慣れているし、反対する人間が居たところで運営側にとっては痛くもかゆくもないのも知っているから。
むしろ「反米嫌日戦線」の記事を読める状態で凍結したのは、運営側に情のある人間が居るのだなあと感心したくらい。言ってみれば、管理側はアパートの大家で利用者は店子なんですから、立場が弱いのは当たり前のこと。
そういう制約がイヤならば、レンタルサーバーを借りてブログツールを利用するくらいしか方法はない。「死ぬのは」さんはseesaaに移ったようだが、姿勢をある程度修正しない限り、同じような憂き目にあう可能性は残るだろう。
ちなみに、市川雷蔵さんとは対照的に僕は2chにはほとんど近づかない。ニュースサイトで紹介されている場合でもなければ、スレッドを読むことは稀。今回の件で「チャンネル北国板」という存在も知りましたが、これ以降に読みに行く予定はなし。
「自分の知らないところで、誰か解らない人達が自分の話をしている」としても、別にいいんじゃないかなあ、という考え方なので。
あまり無いとは思いますが、何かご意見がある場合はコメント欄に書いていただけると助かります。
トラックバック送信:
http://sapolog.com/u/202/%a4%b3%a4%ce%a4%b4%a4%ed%a4%ce%a1%fb%a1%fb%a4%c3%a4%c6%a4%b5/0000316553.trackback
この件を僕が知ったのは、ほんの数日前のことになります。どうやら移転したらしい、という程度は何かで読んでいたんですが、たまたま「市川電蔵事務所」さんの記事を読まなかったら、知らずじまいだったかもしれない。
どんな経緯で退去させられたのかについては、ブログの主だった「死ぬのは」さんが説明記事を書いている。
そこで記事を拝見させていただいたものの、特に共感した内容はなし。運営側としても、著名人のブログに対してまで、かつて僕のところで行っていたようなやりとりをされてはたまったものではないでしょう(初期のログにも似たようなやりとりが残っています)。退去の処置は当然のことであって何の問題もなかったと考えます。
これはそんなに難しい問題ではない。
「自由」とは、誰もが与えられた権利である。しかし、それは無制限に行使していいものではなく、他者のそれを阻害しない範囲という前提がある。
ネット上も日常生活の延長線上にある。他人と無用な衝突が生じないようにする緩衝材としての「作法」を守らず、自らの権利のみを主張し続けていけば、やがて所属する共同体から排除されてもやむを得ない。
つまり、個人の思想うんぬん以前の問題ということです。ですから「死ぬのは」さんに同情的な記事が書かれているのは、ちょっと意外だったかもしれない。思想的に近い人ほど寄り添う傾向なんだろうか……?
まあ、こういうのは昔から珍しい話ではないので、特に感慨らしきものはありません。
■ その他 ■
たぶん、話題になっている時期に知っていたとしても、特別に何かコメントはしなかったと思う。こういうのは草の根時代から見慣れているし、反対する人間が居たところで運営側にとっては痛くもかゆくもないのも知っているから。
むしろ「反米嫌日戦線」の記事を読める状態で凍結したのは、運営側に情のある人間が居るのだなあと感心したくらい。言ってみれば、管理側はアパートの大家で利用者は店子なんですから、立場が弱いのは当たり前のこと。
そういう制約がイヤならば、レンタルサーバーを借りてブログツールを利用するくらいしか方法はない。「死ぬのは」さんはseesaaに移ったようだが、姿勢をある程度修正しない限り、同じような憂き目にあう可能性は残るだろう。
ちなみに、市川雷蔵さんとは対照的に僕は2chにはほとんど近づかない。ニュースサイトで紹介されている場合でもなければ、スレッドを読むことは稀。今回の件で「チャンネル北国板」という存在も知りましたが、これ以降に読みに行く予定はなし。
「自分の知らないところで、誰か解らない人達が自分の話をしている」としても、別にいいんじゃないかなあ、という考え方なので。
あまり無いとは思いますが、何かご意見がある場合はコメント欄に書いていただけると助かります。
トラックバック送信:
http://sapolog.com/u/202/%a4%b3%a4%ce%a4%b4%a4%ed%a4%ce%a1%fb%a1%fb%a4%c3%a4%c6%a4%b5/0000316553.trackback
Posted by noraneko at 01:56│Comments(5)
│一般/ネット
この記事へのコメント
言っておくが、俺が追放されたのは、お前のところに書き込みしたことが原因じゃないことは言っておくわ。きちんと、北国の佐藤さんから、理由説明のメールは貰っているのでな。
勝手に妄想するなよw
勝手に妄想するなよw
Posted by ゲスト at 2006年04月28日 23:09
>>思想的に近い人ほど寄り添う傾向なんだろううか……?
思想的に近い人が感情的に擁護してるってか?
あなたが思想的に遠いから反発してるのは感情的じゃないと?
思想的に近い人が感情的に擁護してるってか?
あなたが思想的に遠いから反発してるのは感情的じゃないと?
Posted by ゲスト at 2006年04月29日 10:17
>死ぬのはさん
>勝手に妄想するなよw
お久しぶりです。移転後も精力的なようでなによりです。妄想などはしていませんのでご安心ください。そもそも、過去の経緯で運営側に何か訴えたりしたことはありません。もしも、自分が関係していたらこうも無関心という訳にはいかないでしょうね。
初心者の子供がついついはしゃぎ過ぎて……という場合はともかく、ご自分で「無礼ログ」という概念のもとにやりたい事を貫いた結果なのですから、満足されていたのではないですか。不意打ちのように感じたのかもしれないけど、いずれは避けられない事だったと気づいてはいたと思うのですけど。
ですから、チャンネル北国tvの運営側と「死ぬのは」さんのどちらにも、この件で意見したいことってほとんどありません。
こんなところです。そういえば、リンク先から飛べなくなってるので、忍者ツールのアクセス規制を解いてもらえると助かります。
>ゲストの方
>あなたが思想的に遠いから反発してるのは感情的じゃないと?
いいえ、この件は個人の思想とは全く関係ありません。たとえば、西尾幹二や姜尚中であろうと「死ぬのは」さんと同じ事をし続けていればこの結果になるだろうし、どちらに対しても親身になろうという気にはならないでしょう。
保守やリベラルという思想に関係なく、無用に他人と衝突しそうな姿勢ばかりとっていれば、そこの共同体から排除されるのは当然の結果。それ以上でもそれ以下でもない。
たぶん「自分の主張は正しい。だから他者は受け入れてくれるべきだ」……と不満を感じる時点で、何かが間違っているんです。それが過大な要求だったりするのに気づこうともしない。そして、しばしば同種の不満を抱える者達でグループを作って、なれ合いの場を作っていってしまう。「思想的同志」は大事にしようとするけれど「思想の敵」に対しては最低限の礼節も不要、なんて姿勢をとる人間も珍しくない。
僕が反発するとしたら、そうした「陣営」でしかモノを考えられない人達かな。それが比較的「サヨク」方面の方々に多いので、そちらを厳しく観ているかもしれません。
別のブログでそうした方が「あなたにあるのは党派性だ」と指摘されていましたが、同じ趣旨だろうと思います。
>勝手に妄想するなよw
お久しぶりです。移転後も精力的なようでなによりです。妄想などはしていませんのでご安心ください。そもそも、過去の経緯で運営側に何か訴えたりしたことはありません。もしも、自分が関係していたらこうも無関心という訳にはいかないでしょうね。
初心者の子供がついついはしゃぎ過ぎて……という場合はともかく、ご自分で「無礼ログ」という概念のもとにやりたい事を貫いた結果なのですから、満足されていたのではないですか。不意打ちのように感じたのかもしれないけど、いずれは避けられない事だったと気づいてはいたと思うのですけど。
ですから、チャンネル北国tvの運営側と「死ぬのは」さんのどちらにも、この件で意見したいことってほとんどありません。
こんなところです。そういえば、リンク先から飛べなくなってるので、忍者ツールのアクセス規制を解いてもらえると助かります。
>ゲストの方
>あなたが思想的に遠いから反発してるのは感情的じゃないと?
いいえ、この件は個人の思想とは全く関係ありません。たとえば、西尾幹二や姜尚中であろうと「死ぬのは」さんと同じ事をし続けていればこの結果になるだろうし、どちらに対しても親身になろうという気にはならないでしょう。
保守やリベラルという思想に関係なく、無用に他人と衝突しそうな姿勢ばかりとっていれば、そこの共同体から排除されるのは当然の結果。それ以上でもそれ以下でもない。
たぶん「自分の主張は正しい。だから他者は受け入れてくれるべきだ」……と不満を感じる時点で、何かが間違っているんです。それが過大な要求だったりするのに気づこうともしない。そして、しばしば同種の不満を抱える者達でグループを作って、なれ合いの場を作っていってしまう。「思想的同志」は大事にしようとするけれど「思想の敵」に対しては最低限の礼節も不要、なんて姿勢をとる人間も珍しくない。
僕が反発するとしたら、そうした「陣営」でしかモノを考えられない人達かな。それが比較的「サヨク」方面の方々に多いので、そちらを厳しく観ているかもしれません。
別のブログでそうした方が「あなたにあるのは党派性だ」と指摘されていましたが、同じ趣旨だろうと思います。
Posted by 野良猫 at 2006年04月30日 03:46
相変わらず一次情報に当る事無く想像で物書くのお上手ですね。
Posted by ゲスト at 2006年05月01日 03:57
野良猫さんに指摘されるまで気がつきませんでしたが、まぁ、おっしゃるとおりでしょうね。
>いいえ、この件は個人の思想とは全く関係ありません。たとえば、西尾幹二や姜尚中で
>あろうと「死ぬのは」さんと同じ事をし続けていればこの結果になるだろうし、どちら>に対しても親身になろうという気にはならないでしょう。
>保守やリベラルという思想に関係なく、無用に他人と衝突しそうな姿勢ばかりとってい
>れば、そこの共同体から排除されるのは当然の結果。それ以上でもそれ以下でもない。
「自分が正しいと主張すること」と
「自分が正しいという前提の元、間違っている(と自身が判断する)存在を罵ること」
との間には一線を引くべきだと思います。
>いいえ、この件は個人の思想とは全く関係ありません。たとえば、西尾幹二や姜尚中で
>あろうと「死ぬのは」さんと同じ事をし続けていればこの結果になるだろうし、どちら>に対しても親身になろうという気にはならないでしょう。
>保守やリベラルという思想に関係なく、無用に他人と衝突しそうな姿勢ばかりとってい
>れば、そこの共同体から排除されるのは当然の結果。それ以上でもそれ以下でもない。
「自分が正しいと主張すること」と
「自分が正しいという前提の元、間違っている(と自身が判断する)存在を罵ること」
との間には一線を引くべきだと思います。
Posted by ゲスト at 2006年05月17日 04:44
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