2008年09月17日
100:中国に期待する人々とそれを裏切る実情
中国製の粉ミルクによって、腎臓結石に罹患した乳幼児が1200名以上発生しているらしい。(先ほどのニュースでは6000人以上の被害者が出たとも聞く)。
原因はメラニンというタンパク質を加えたことにあるようだ。
僕はなったことがないが、罹患した経験者ならどれほど恐ろしいことか理解できると思う。
原因はメラニンというタンパク質を加えたことにあるようだ。
僕はなったことがないが、罹患した経験者ならどれほど恐ろしいことか理解できると思う。
中国の食品事情については五十嵐らんさんや福島香織さんのブログでも詳しい。
http://plaza.rakuten.co.jp/chinalifecost/diary/200802100000/
http://fukushimak.iza.ne.jp/blog/tag/54825/
福島香織さんのところでは、北京オリンピックに関する記事も載っているので、そのうち触れることがあるかもしれない。
このあたりを観てきた限り、富裕層は全く国産品を信用していないし生産側も改善の意志が感じられない以上、当分の間は粗悪な製品が猛威を振るい続けることになるんだろう。
「暗黒大陸中国の真実」でも似たような話が出てくるので、今に始まった話でもないらしい。
数年前まであまり聞かなかった、こうした中国社会の暗部みたいなものが普通にニュースやネットで流れるようになり、私たちの中国観もだいぶ変わってきた。特に国内での強盗団やピッキング犯の「活躍」は、私たちの玄関のカギを進化させ二重・三重ロックにするという変化をもたらした。
すでに中国に対する私たちの目は醒めきっている。それは「日本人が過去を反省しないから」ではなく、中国政府と中国人の振るまいが積み重なった結果にすぎない。
しかし、ネット上では「チベット弾圧で中国を批判する前に他国の横暴を弾劾せよ」とか「チベットでやった事を批判する輩は中国を批判したいだけだ」とか「中国と同じことを北海道と沖縄で日本もやった」と不思議なことを言う人達がたまにいる。
まるで「中国を批判してはいけない」と婉曲に言っているようにさえ見えるからだ。しかしこれでは、素朴に隣国での民族浄化を恐れて批判する人達を納得させることは出来ない。たぶん、中国批判を嫌がる人達自身が中国に対して抱いている「特殊な期待」というものを自覚し、それを持たない人達が多くなっていると気づかない限り、溝は埋まらないままだろう。
“媚中報道”を止めた朝日新聞の気になる最近の報道
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&d=0916&f=column_0916_006.shtml
そういう人がこういう記事を書いてしまう。そもそも、中国に報道の自由がないことは誰でも知っている。北京五輪開催中でも、外国人記者のパソコンには当局のネット規制がかけられたままだった。チベットにしても、聖火リレー通過時の一時期を除いて報道規制は未だに解かれていない。そうした状況を無視して「情報ソースの確実性」を求めても無意味だろう。
今の中国に失望しきっている私たちを「ネット右翼」と呼んでいるような知識人は怠慢極まりない。中国に期待し続けている層は自分たちが信じる根拠を示すべき時期に来ている。
http://plaza.rakuten.co.jp/chinalifecost/diary/200802100000/
http://fukushimak.iza.ne.jp/blog/tag/54825/
福島香織さんのところでは、北京オリンピックに関する記事も載っているので、そのうち触れることがあるかもしれない。
このあたりを観てきた限り、富裕層は全く国産品を信用していないし生産側も改善の意志が感じられない以上、当分の間は粗悪な製品が猛威を振るい続けることになるんだろう。
「暗黒大陸中国の真実」でも似たような話が出てくるので、今に始まった話でもないらしい。
数年前まであまり聞かなかった、こうした中国社会の暗部みたいなものが普通にニュースやネットで流れるようになり、私たちの中国観もだいぶ変わってきた。特に国内での強盗団やピッキング犯の「活躍」は、私たちの玄関のカギを進化させ二重・三重ロックにするという変化をもたらした。
すでに中国に対する私たちの目は醒めきっている。それは「日本人が過去を反省しないから」ではなく、中国政府と中国人の振るまいが積み重なった結果にすぎない。
しかし、ネット上では「チベット弾圧で中国を批判する前に他国の横暴を弾劾せよ」とか「チベットでやった事を批判する輩は中国を批判したいだけだ」とか「中国と同じことを北海道と沖縄で日本もやった」と不思議なことを言う人達がたまにいる。
まるで「中国を批判してはいけない」と婉曲に言っているようにさえ見えるからだ。しかしこれでは、素朴に隣国での民族浄化を恐れて批判する人達を納得させることは出来ない。たぶん、中国批判を嫌がる人達自身が中国に対して抱いている「特殊な期待」というものを自覚し、それを持たない人達が多くなっていると気づかない限り、溝は埋まらないままだろう。
“媚中報道”を止めた朝日新聞の気になる最近の報道
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&d=0916&f=column_0916_006.shtml
「媚中報道」を止めるのは当然だが、朝日新聞がこのようなレベルの中国報道をしていては、日本の中国報道が大きく歪んでしまう。特定の新聞社の報道を一方的に俎上にあげるのは忍びないが、朝日新聞の影響力が大きいだけに、敢えて苦言を呈しておきたい。(執筆者:高井潔司・北海道大学教授)>
そういう人がこういう記事を書いてしまう。そもそも、中国に報道の自由がないことは誰でも知っている。北京五輪開催中でも、外国人記者のパソコンには当局のネット規制がかけられたままだった。チベットにしても、聖火リレー通過時の一時期を除いて報道規制は未だに解かれていない。そうした状況を無視して「情報ソースの確実性」を求めても無意味だろう。
今の中国に失望しきっている私たちを「ネット右翼」と呼んでいるような知識人は怠慢極まりない。中国に期待し続けている層は自分たちが信じる根拠を示すべき時期に来ている。
Posted by noraneko at 23:55│Comments(0)
│ニュース
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。