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noraneko

2005年01月01日

メモ35「李登輝さん来日」

既に日数が経過していますが、いろいろと。
国内マスコミが決して報道しない台湾側の主張とは。
 昨日は午後からの雪でえらい目にあった野良猫です。トンネルを登れなくなった車が道を塞いだ上に、後続の車まで降りてきて身動きのとれない状態に。交通整理をしつつタイヤ交換して脱出に成功。東部戦線のドイツ将兵の気持ちがちょっとだけ分かりましたよ。首都圏が雪に弱すぎるだけなのかもしれませんが……とほほ。
 そんななか、「死ぬのは」さんはデモ行進をやっていたようです。

http://sapolog.com/u/5028/%c9%cf%cb%b3%bf%cd+FIGHT+CLUB/0000167463.html#c217409

 世の中、いろんな人がいるんだなあと思いました。そんな大晦日でした。

 さて、台湾の李登輝前総統が来日しているそうです。ニュースで一瞬しか観ていないのですが、ダライ・ラマさんの時のように報道自粛が行なわれているのかもしれません。
李登輝友の会」によると、京都大学を訪れたところ門前払いをくらったとのこと。

李登輝氏のビザ発給取り消し要求 王毅中国大使

 小池百合子議員の記事にもあるように、心臓病治療の来日の際にも日本政府は相当に混乱していた。今回は毅然としてビザを発行したのだが、大学という「自治」を標榜している場所が中国政府からの圧力に屈してしまった。
 かりに、日本政府側から「大学を見学させてあげなさい」と働きかけたら、京都大学は「大学の自治を権力が侵害している!」と反発するのではないだろうか。大学は政治的なしがらみなど気にせずに、好きなように振るまって良いはずだ。このあたりの考え方が僕にはよく分からない。

「日中友好」という言葉の前には、あらゆる物の道理が引っ込んでしまうようなのだが、その理由が関係者から語られる事は決してない。また、常日頃「弱者擁護・反権力」を訴え続ける人達が、台湾を話題にすることも絶対に無い。そう、絶対にないと断言できる。
 日本の戦争責任を追及するのは、中国が「被害者」で日本が加害者であるからだと彼らは考えている。被害者を救済するための主張をしているのならば、こうした事件にも敏感に反応して中国のやり方を批判するべきではないのだろうか。

 中国(大陸側)を聖域のように考えているのならば、ポチ保守を批判する資格などない。むしろ、条件付きで従っている彼らの方がマシだと言える。
 いっそのこと「日本が嫌いだ。日本が各国から不利な立場に立たされ、衰亡していく事が目標なのだ」と確信的に発言してくれた方がいい。

 もういいんじゃないだろうか。不当な圧力や「日中友好」などのお題目に屈して、さまざまな大事なものを失ってきたように思えてならない。
 サヨクが中国心酔でネトウヨは米国依存。どちらにも頼らずに日本独自の立場と方針を持ったとしても、それは「悪」ではない。いや、一部の国にとっては「悪」かもしれないが、それでもいいではないか。

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この記事へのコメント
わざわざ人の悪口読ませたくて、俺の無礼ログにTBしたのか。いいかげんにせえよ。

オレはな、北海道人だ。デモには行ってないから。

タイヤ交換ごくろうさん。きいつけて運転しいや。
Posted by 死ぬのはやつらだ at 2005年01月01日 23:01
あと一日遅れて降ってほしかったところです>雪。さまざまな年末人間模様ということで。 デモには参加しなかったんですね。なるほど、開催した団体さんのテキストの転載だったんですね。 失礼しました。

李登輝訪日は江沢民来日と比較にならないほど小さな扱いでした。表には出てこないややこしい政治事情があるとしても、ちょっと不公平な扱い方ですよね。
これもまた、米国と同じ大国による内政干渉ではないでしょうか。
個人的に「死ぬのは」さんが台湾問題を記事にしてくれることを期待しています。
Posted by 野良猫 at 2005年01月03日 15:34
いつか書くわ。
Posted by 死ぬのはやつらだ at 2005年01月03日 23:08
 明けましておめでとうございます。
 遅くなりましてすみません
 本年も宜しく御願いいたします。

 昔書いた台湾有事関連日記投稿しときますね。
Posted by ゲスト at 2005年01月05日 00:40
首都圏にお住まいなのですか?冬道は気をつけてください。道路がしめった状態でも、橋の上が凍っている…ということ、雪国ではよくあります。
首都圏でもあるのでは?橋の上、カーブは十分注意しましょうね。
Posted by ゲスト at 2005年01月06日 21:40
>れんやさん

今年もよろしく。記事を拝見させていただきました。辻元清美が国会議員だった当時「日本は小さな国でいい。中国と協力するべきだ」と語っていたことを思い出します。
記事でも触れましたが、サヨク方面の方々は自らの主張のバックとして中国を使いたがりますが、当の中国が行なっている外交圧力や軍事行動には決して触れようとしません。
不思議な事だなあと思います。

>さとうかつのりさん

首都圏ではここ数年雪が積もらなかったので甘く見ていました(>_
Posted by 野良猫 at 2005年01月08日 01:04
お忙しい中どうもです^^;。
日本と台湾は運命共同体って、書いてる本人が実感伴わないんですけどね。でもどう考えても冷厳な事実なんで。ガトー級に与えられた教訓/シーレーンから考えると。

>不思議な事だなあと思います。

どこまでも紳士的/ニュートラルですね^^;;。
Posted by ゲスト at 2005年01月08日 23:48
PCが不安定なBIOSやハードの上にOSを載せて存在しているように、人間の論理もまた本能的に揺れ動く衝動の上に、砂地の上に家を建てるようにしてかろうじて成立している。
だから論理を盤石にしてくれる論理などは存在しないし、あるとしたらどこかに矛盾やごまかしがあるんです。
つまり、完全な客観的視点(神の視点)や中立的立場などは、存在するはずない。

ただ、自分の家が傾いている事を自覚していれば、外部からの情報を願望や希望抜きに耳を傾ける事が出来ます。
とりあえず、倒壊しない程度の補修工事くらいは出来るかもしれない。

最近メディアリテラシーという言葉が盛んなのは、こういう構造について考える人が増えてきたのだと考えています。

いろいろ気をつけたいものです。僕も中立なんかじゃないんですよ、たぶん。

不思議といえば、辻元清美さんや前に議論した方が「日本は分相応にしていればいい。中国につくべきだ」と語っていたのですが、

http://plaza.rakuten.co.jp/obiekt/diary/200501120000/#comment

こちらの記事でも、似たような主張の方がいらっしゃったようです。そこからもうちょっと考えを進めれば、心理的な中国依存から大国の都合に左右されない日本を目指すことも出来そう。残念なことですね。
Posted by 野良猫 at 2005年01月13日 19:30
isaさんのこの海洋国家論が面白い。
元々左翼だった方のようだけれど、理知的でとても参考になる意見がたくさん書かれています。

前はさるさる日記だったはずなんだけど、いつのまにか楽天に移動されていた模様。
週刊金曜日とも関わりがあったらしく、そのあたりの空気を知りたい方には参考になると思います。

どこかのニュースサイトで紹介されたようで、アクセス数が跳ね上がってるらしい。
気に入らない方も騒いだりせず、黙って読んでみて欲しい場所です。
Posted by 野良猫 at 2005年02月02日 22:51
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