2005年01月25日
メモ39「プラネテス第24話『愛』」

タナベ「わたし、ばかだ……。先輩を救ったのは、わたしじゃなかった……。先輩が愛していたのは……」
間隔が空きましたが、明日で最終回なので急ぎ足に感想など。
・プラネテス第24話「愛」
ハキムの裏切り、ギガルトの死ときてハチマキの台詞にゾクゾクしていた本作品も大詰め。「宇宙防衛戦線」がフォンブラウン号を乗っ取り、月面の「静かの海」市へ落とす作戦に出る。
しかし、事態を打開したのは現場に居た誰かではなく、連合議長と宇宙防衛戦線との裏取引。その組織自体、連合に非加盟な国家のバックアップがある事すら窺わせ、現実のシビアさを伝えている。議長が息子を切り捨てる辺りも冷徹な政治家らしい。コリンの方もそれを察していたようで、わざとバカ息子を演じていたようなフシもある。
原作ではあっさりとテロを止めてしまったハキムだが、不退転の決意は揺るぎない。タナベが駆けつけていたら近い展開もあったかもしれないが、それはかなわず。
ハチマキがハキムを撃つことは、ハキムに劣らぬ決意を実証する事でもある。しかし、それは大義名分に守られたテロリスト達と違い、「人」でなくなる道でもある。
はたして撃つのか。撃ってしまうのか!? 結末は次回に持ち越し。
一方、救命カプセルが月面に軟着陸したタナベは、酸素が無くなる前に負傷したクレアを担いで通信基地に向かうことにする。酸素が残り少なくなるなかで、冷厳な死の予告宣告。
目の前には、まだ余裕のあるクレアの酸素ボンベが。だが、それを奪えば「愛は何も救わない」というクレアの言葉を認め、信じてきた価値観を否定することになる。
酸素に手が伸びるタナベ。次回予告。
ちなみに、タナベは念仏のように「愛」を唱えているわけではなく、それなりに考えた末のスタイルだったりする。原作では彼女の家庭環境に触れられた話もあるので、興味のある方はご一読を。お父さんはアニメでも一回だけチラリと登場してます。
だから、酸素ボンベを奪い取って後悔するような展開は観たくないんだけど……、この辺りをどう脚本にするのかが楽しみ。
ハキムの裏切り、ギガルトの死ときてハチマキの台詞にゾクゾクしていた本作品も大詰め。「宇宙防衛戦線」がフォンブラウン号を乗っ取り、月面の「静かの海」市へ落とす作戦に出る。
しかし、事態を打開したのは現場に居た誰かではなく、連合議長と宇宙防衛戦線との裏取引。その組織自体、連合に非加盟な国家のバックアップがある事すら窺わせ、現実のシビアさを伝えている。議長が息子を切り捨てる辺りも冷徹な政治家らしい。コリンの方もそれを察していたようで、わざとバカ息子を演じていたようなフシもある。
原作ではあっさりとテロを止めてしまったハキムだが、不退転の決意は揺るぎない。タナベが駆けつけていたら近い展開もあったかもしれないが、それはかなわず。
ハチマキがハキムを撃つことは、ハキムに劣らぬ決意を実証する事でもある。しかし、それは大義名分に守られたテロリスト達と違い、「人」でなくなる道でもある。
はたして撃つのか。撃ってしまうのか!? 結末は次回に持ち越し。
一方、救命カプセルが月面に軟着陸したタナベは、酸素が無くなる前に負傷したクレアを担いで通信基地に向かうことにする。酸素が残り少なくなるなかで、冷厳な死の予告宣告。
目の前には、まだ余裕のあるクレアの酸素ボンベが。だが、それを奪えば「愛は何も救わない」というクレアの言葉を認め、信じてきた価値観を否定することになる。
酸素に手が伸びるタナベ。次回予告。
ちなみに、タナベは念仏のように「愛」を唱えているわけではなく、それなりに考えた末のスタイルだったりする。原作では彼女の家庭環境に触れられた話もあるので、興味のある方はご一読を。お父さんはアニメでも一回だけチラリと登場してます。
だから、酸素ボンベを奪い取って後悔するような展開は観たくないんだけど……、この辺りをどう脚本にするのかが楽しみ。
Posted by noraneko at 23:48│Comments(0)
│一般/アニメ
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