メモ24「地震対策とか」
「死ぬのは」さんの記事そのものはともかく、コメント欄に書かれているトルティーヤさんの発言はいろいろと参考になる。地震災害で破壊された生活基盤が避難者たちに及ぼす状況などが、分かり易く解説されている。
どこかで解説サイトでも開いてくれるといいのに。
一般的には、避難用の荷物には貴重品や衣類・保存食などが紹介されているが、生活基盤の施設が全て破壊された事を想定するとこれだけでは足りないのかもしれない。今の時点で思いついた、あると便利なもの。
・人数分の飲料水(スイス製の濾過フィルター付きのハンドポンプも欲しい)。
・清潔さを保つためのタオル類と予備の下着類
・トイレが使えない場合の携帯用トイレ
・救急キット(スイス軍製のものが山岳用品店などで売っている)
・携帯電話の電池充電器(コンビニにある)
家が損壊して避難所に移動する事になった場合、ペット類は置いていくしかないだろう。仮に被災地の外に行く人が居れば預けてもいいかもしれないが、動物類は吠えたてる上に衛生問題もからんでくる。疲労しきった人々にそれらを受け入れるのは酷だろう。こういう時に備えて、親類友人などに一時預かりを前もって打診しておくのも、一つの手かもしれない。
各地の支援物資が順調に届くまで、大体2〜3日の間は出来るだけ自己完結できる装備が必要のようだ。
高齢者が家族に居る場合は、さらに常備薬や「おくすり手帳」なども運び出さねばならないし、ストレス無く過ごせる場所の確保も重要になってくる……。体調の急変にも気をつけなければならない。
まあ、まず地震の「第一撃」に生き残らなくては話にならないんだけど、こうして考えていくと、自分の生活基盤が破壊された時の打撃の大きさが想像できる。
夜でも明かりが煌々と灯り、蛇口をひねればお湯が出て、冷蔵庫を開ければ食べ物がたくさんある。トイレの汚物処理や生活ゴミがきちんと処理され、清潔さの保たれた家屋。インターネットはいつでも接続できて買い物だって出来てしまう。
当たり前だと感じがちなこれらのインフラ整備網は、それほど頑丈なものでもないらしい。
自分の所に地震が起きない事を祈りつつ、万が一のために備えていくしかないんでしょうね。
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